子育てって、「もっと優しくしてあげたいのに、つい怒っちゃう」とか「甘えてきたのに、なんかイラッとしちゃった…」とか、思い通りにいかなくて、自分にガッカリする瞬間ってあるよね。
わたしもずっと、3歳の娘・なつとの時間を心から楽しめないことに、 モヤモヤと、罪悪感を感じてた。ほんとは大好きなのに、ほんとはもっと甘えさせてあげたいのに、なぜかうまくいかない日々。
でもね、ある日ふと、その「ずっと重たかった気持ち」が、すーっと軽くなった瞬間があったんだ。今日はそのお話を、同じように悩んでるママや、子どもとの時間に向き合おうとしてるあなたにお届けできたらいいなと思って書きました。
こどもは「わたしの時間を奪う存在」?
私は四柱推命でも、自分のペースを大切にする星(比肩)を3つ持っている。「自分の時間、自分のやりたいことを大事にしたい。」という欲求は常にあり、受け入れている…つもり。
でも、3歳の娘になつかれたり、付きまとわれたりすると、瞬間的に「かなり」イライラしてしまう。お兄ちゃんのときも甘えん坊だったけど、そのときより全然、自分に余裕がなくて。
たとえば、「絵本読んで」って頼まれても、料理中やわずかな休憩中に言われてイラっとする。「甘えたいなつ」に、いつも応えられず、苦しかった。
なつは手がかからない子。自分でできることは自分でやるし、わがままもほとんど言わない。それなのに、なつとの時間を心から楽しめなくて、自己嫌悪と罪悪感ばかり募っていた。
あっという間に3歳。もうすぐ4歳。手がかからなくなり、「もうお世話させてもらえないかも」と感じるほど成長しているのに…。
怒り爆発事件
ある日のこと。
- 夕飯の時間、なつが「たべなーい」と言ったので配膳せずに放置。
- お兄ちゃんと私だけで食べ始めたら、なつが「たべるー」と食卓へ
- その瞬間、私はカチンときて、爆発してしまった。
- 「さっき食べないって言ったよね?!」「食べる時間はみんな一緒なんだよ!」
- なつは泣きそうな顔で「ごめんなさい」と言い、また一人遊びに戻っていった。
いやいや、思い返すとツッコミどころ満載だったな…まだ3歳なのに…と思う。そして、必要以上に怒ってしまった自分に、ショックを受ける。。。。
どうしてこんなにイライラするんだろう。このまま見過ごしたら、可愛いなつとの時間がどんどん過ぎていってしまうと思い、源流を探るために私はノートに向かった。
自分に向き合った時間
①心の奥に隠れていた叫び
ノートに書き出した最初の言葉はこれだった。「ジャマすんな!!!」 「こっちはやってやってんだ!!!」私の中の「子どもの自分」が、叫んでいた。(ひどい言葉だ。でも持ってたんだなー、ずっと思ってたんだ。)
②母へのイメージ
さらに、「母とは」を問いかけると、こんな答えが出てきた。
- 子どもを最優先にするもの
- 自分の時間を差し出すもの
- 自己犠牲
そんな母像を、自分に無意識に押しつけていた。心の中で、必死に反発していた。
③本当の想いに気づく
崖のはじっこに立たされ、重たい言葉で背中を押されるような、そんなビジョンが見えた。そして、気づいた。なつと過ごす時間は、本当に「自分の時間を奪われること」なの?
四柱推命の星から見る、わたしの悲鳴
私は、比肩という星を3つもち「トリプル比肩」という性質。この、比肩という星をここで解説すると
この比肩が、小さい子供を育てていると、本当に泣きたくなる。

集中したい!没頭したい!!!!!そして、邪魔すんな!!!!
実は昔にも、比肩が苦しいよ~~というブログ記事を書いたことがあるのだが…慢性的に苦しく感じている私…。
子育て向いてない…と思い詰めるくらい、マイペースにできない毎日にイライラが積み重なっている。(涙)
でも、絶対に同じ思いをしている、ママがたくさんいる。
おーーーーーい!!!!子育て向いてないかもって思い詰めてるママたちーーーー!!!!!君たち比肩を持っているのではないか―――――い!!!!!????
それ、子育て向いてないんじゃないわ!比肩が苦しんでるだけだわ!自分のもってきた星を活かしてないから苦しいだけだわ!だから自己嫌悪すぐに辞めよ!ね???
比肩があるかわからない人はこちらのサイトへ※セルフ鑑定で生年月日を入力して、「比肩」の文字が入っているかチェック!
比肩もちのママが自己嫌悪を辞めるヒント
命式は「今生、自分がやりたいこと」をギュギュっと詰めて生まれてきた、と言われていて。ここに比肩があるのに、子育て真っ最中だったら、比肩が満たせている日本人のママはいない!
比肩って、自分自身に集中したい星。
誰がなんと言おうと、目標達成のために、目もくれず頑張ってきた星。
子育てって、明確な終わりや目標達成って、ないんだよね。
だから、あれも、これも、中途半端…ってなる毎日を送っていたら、「自分が許せなくて」すんげーーーーー苦しい。
だから、知らず知らずのうちにフラストレーションが溜まってしまって・・・・・・気づけば毎日イライラママの出来上がり。
うんうん、よく頑張ってきたよね。あなたも、私も。「あ、比肩が苦しいだけだったんだ」って気づいたら、少し楽になるよ。そして、比肩の喜ぶ時間を、毎日少しでも取ってあげて。
比肩は、ガーッと集中できたら、その「こだわり続けることができる力」をいい方向に活かして行けるよ。このヒントを参考に、比肩のイライラを少しでも解消してもらえたら、嬉しい。
なつの話に戻ります。
なつの世界を知ろう。
私の比肩が苦しいだけで、なつは私の時間を奪う感覚なんて微塵もないんだ。わかっていても、腑に落ちなければ何度でもイライラを繰り返してしまう。私は、いよいよこのイライラループから抜け出すために、本気でなつと向き合った。
「なっちゃんは、どんな世界を見てるんだろう?」
ちょっとスピリチュアルだけど、なっちゃんの意識に繋がりに行った。すると見えたのは、「大好きのお花畑」で、笑いながら遊ぶなつの姿。そこでお母さんと一緒に、楽しく笑うんだって、言っていた。
この笑顔のなつが私に花を渡してくれる姿が見えて、ぶわっと涙が出た。わたしが奪われているように感じていただけど…なつからたくさんもらっているんだ、と感覚が変わった。
「なつのペースを、まるごと受け止めて、なつを感じてみよう。なつの世界を見たい」と、休日を丸々一日「なつデー」にしてみた。なつの世界を、なつのペースで、まるごと大事にする一日。そう決めてから、保育園にお迎えにいった。


お迎えに行くと、なつが枯れ葉をたくさん集めて束にして持っていた。「おかーさん、どうぞ!」それは、なつの「大好きのお花畑」から摘んだブーケにしか見えなかった。


ああ、やっぱり世界はつながってるんだ…と思ったら、またじんわり涙が出た。”大好きの世界”に、引き込んで、教えてくれてるんだ。ありがとう、なっちゃん。
そして今日は、実際に「なつデー」!午前中は自転車で公園へ。
なつは「じてんしゃさかみち、できるようになるまで、まっててね」と何度も練習していた。
私はただ見守り、なつが満足するまで付き合った。(普段なら「あと一回!」って切り上げるところをぐっとこらえた。)すると、なつの方から「寒くなったから帰ろう」と、素直に言ってきた。その後は自然と一人遊びを始め、私はこうして、ブログを書く時間をもらえた。うん、比肩も喜んでる。
子どもは、「もっとやりたい」「もっと甘えたい」という気持ちを満たすと、自然と自分の世界に戻っていく。いつも、待ってあげる時間が、足りなかったんだと気づきました。
子どもの「やりたい」「やってみたい」を尊重して見守ることが、満たすこと。甘やかす、とはちょっと違う。ずっと、言語化できないか考えてる。今は、満たすとは「あなたの気持ち、大事にするよ。」ってことかな、って思ってる。
なつが自分で「寒いから帰ろう」と言えたのは、「やりたい」をちゃんと満たせたからだと思う。それが、満たす=自立を育てるってことだったんだ。
子どもの「やりたい」を尊重して見守ることが、本当の意味で満たすことだった。無理に区切らなくても、満足したら自然に自分のペースで離れていく。絵本も、甘えん坊も、もっと寛容に彼女のペースを尊重してあげられそうだな~!と思った日になりました。だってわたしは、マイペースが何より大切な「比肩の母」だもん。相手にも相手のペースがあるって痛いほどわかるし、自分が満たされていれば、相手のペースを何よりも尊重してあげることができるなって。
まだまだ3才。大好きの世界にすんでる彼女といっしょに、毎日を大好きでいっぱいにしながら成長していきたいと思います。
比肩を持っているママへ、少しでも参考になったら嬉しいです。
読んでくださってありがとうございました。
↓過去にも書いてる、比肩ママ苦しい、のブログはこちらです。ちょっと違ったアプローチで語りかけてますw

