自己紹介①戦っていた私を、そっと抱きしめるまで。

私のことを知ってほしいのと、自分をゆるしたら世界がどう変わっていったのかをお伝えしたくて、自分のことを振り返りながら文章にしていこうと思います。今回は、会社員のガルガル期を振り返りました。

「戦うしかない」と思ってたあの頃のわたしへ

昔のわたしは、ずっとこう思ってた。 「ちゃんとやらなきゃ」「なめられちゃいけない」「女だからって甘く見られたくない」

エンジニアとして働くなかで、そんな気持ちに突き動かされるように、必死にがんばってた。 入社当時(2010年ごろ。今から15年も前)、自動車業界の女性エンジニアはほんとうに少なくて、「女性だから」と軽く見られたり、逆に腫れ物みたいに扱われたりすることもあった。

わたしは、歯を食いしばって、能力とプライドを盾に、なんとかその世界に立ち向かってた。 相手にされなくても笑って流す、なんてできなかった。「負けてたまるか」って、能力でカバーして、舐められないように必死だった。

今思えば、あの頃の私は“ガルガル期”だったな~と思う。

ライバルは男性だと勝手に決めて、自分にプレッシャーをかけ続けて。男性に負けたくなくて、ナメられたくなくて!必死で覚えて、必死でくらいついて仕事してた。

でもあるとき、どうしても悔しくて悔しくて、職場で泣いてしまったことがあった。 感情も自分でなんかよくわからなくなってた。もうぐちゃぐちゃ。そんで、そんなマインドだからぜんっぜん可愛くなかった。というかかわいいに嫌悪感すらあった。

うーん、改めて振り返るとかなりのこじらせ女子。。。

四柱推命で知った「偏官」と「比肩」

ガルガル期を経て、息子を妊娠、出産。そののちに四柱推命に出会って、自分の命式を知ったとき。 「そりゃしんどかったよね」って、めちゃくちゃ腑に落ちた。

わたしの命式には「偏官(へんかん)」という星がある。 これは、“責任感が強くて、正義感があり、行動力もある”という星。 だけど同時に、“自分にも他人にも厳しくなりやすい”という一面もある。

偏官のエネルギーが裏返っちゃって、「正しくなきゃ」ってガチガチになってた頃。プライドは高くて、ぜんぜん融通きかないやつだったなぁ〜って、今なら笑える

さらに「比肩(ひけん)」という星も持っている。 これは、“自分のスキルを磨くことが喜びで、自立心の強い職人肌”の星。 でもその頃の私は、自分を高めるよりも「他人との競争」にばかり目が向いていて。

他人と比べると、比肩は首がしまっているような苦しさを感じるんだ。今だからわかる。

「偏官」も「比肩」も、いい方向に活かせず自分を追い詰めるような使い方ばかりしてたんだな、とわかった。

女ってめんどくさい。そう思ってたこともあったな

思い返すと、学生のとき、 たくさんの女の子の集団から突然無視された経験があって。 ほとんどの学校イベントをひとりで過ごすという、、、さみしい期間を過ごしたの。

理由はよくわからなかったけど、たぶん嫉妬とかじゃないかな。 それ以来、私は「女ってめんどくせぇ」と思って、女性を丸ごと遠ざけて、更に自分の中の“女性らしさ”とも距離を置くようになった。

だから理系を選んだ。女性が少ないからさ。

今だから思うけど、職場でこんなに歯を食いしばって何年もやってこれたのは間違いなく「偏官」の正義感と、「比肩」の負けず嫌い!!!

「比肩」の星が、いつもわたしを立ち上がらせてくれたんだ。 「誰にも負けたくない」「やるならちゃんとやりたい」って、必死で立って、奮い立たせて、まわりと戦ってきた。

やり方はかなり不器用だったけど。 でも、あのとき、がんばったぶんの知識と経験と人脈が今の私を支えてくれてる。

だから、あの頃のガルガルしてた自分にも…いまは心からこう言える。 「ありがとう、よく頑張ったね」って!


「できて偉いね」って、言ってほしかっただけなんだ

「ちゃんとしなきゃ」って自分を追い込んでたガルガル期、もうひとつ苦しかった理由があって。 それが「長生(ちょうせい)」という星。

しっかり者で、努力家。「誰にも迷惑はかけませんから!」と頑張っちゃう、ちょっとおっちょこちょいな優等生。この星は、ほんとは認められたいし、めちゃくちゃ褒められたい!!!!

でも、自分へ求めるハードルが高いから、「こんなの当たり前」「まだまだ」って、自分の努力をなかったことにしてた。

でもほんとは、 一つ一つに「できてえらいね」「がんばってて偉いね」って言ってほしかったんだ。

わたしは、ずっと“優等生”でいなきゃいけなかったから、そんな気持ち、誰にも言えなかったんだ。

だって長生ってね、「昨日より早く起きれて、えらいね♡」というレベルで、こまかく褒めてほしい星なの♡

それだけ褒めてほしい気持ちを押し殺していたら、魂が毎日、カサカサになっていく感じがしていたのは…当たり前だったんだよね。

自分を知ってゆるしたら、全部が変わっていった

自分の命式を知ることで、 「どうしてあのとき、あんなにもがんばっちゃったのか」 「どうしてあんなに、しんどかったのか」 ひとつひとつの理由が、するすると腑に落ちていった。

「ちゃんとできる子」であるために、頑張ってきた自分を最大限褒めてあげることにして!そして 「負けたくない子」は、私のめっちゃすごい長所!!

私は私のままで、大丈夫だったんだ。苦しくて不器用だったけど、ずっと頑張ってきていたんだね。

そうやって、ようやく「自分という輪郭をとらえて、認めてあげる」ということができたとき…世界が変わって見えたんです。

他人と比べていたのは得意じゃないから、比べなくていい。私は、わたしのこだわりを貫いて、やることをする。

ほめてほしい自分を認めて、おお~えらいね~すごいね~!と自分で声をかけてあげる。そして、周りのひとにも「褒めて♡」という。笑

自分の細かな要望に気づいて、叶えてあげるだけで、魂がみるみる蘇って、エネルギーが満ちていきました。まちがいなく、人生が、変わったんだ。

いま、あの頃の自分に伝えたいこと。

「ガルガルしてたけどさ、よくがんばったよね」 「だいじょうぶ、もう戦わなくていいよ」

自分をゆるしたら、ちゃんと人生は変わっていく。 だからわたしは、これからも命式を通して、自分と人を赦していきたいし、伝えていきたいと思っているよ。

読んでくれてありがとう。ゆるゆると続きます。

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