最初にお届けするのは、わたし自身の“カッコマン成仏記”。
必死でカッコつけて、頑張りを隠して、「できない私」を見せたくなかった、そんな昔の話です。今なら笑えるけど、当時はそれが「生き方」で、星からくる無意識な思い込みで生きてるだけだった。
あなたにも、無意識の思い込みがあるかもしれない。でね、気づけたら一気にラクになれる!
この記事では、星別に【星の解放ポイント】を作りました。思い込みをほどくヒントになったら、嬉しいな。
そう、私はちょっとズレたカッコマン。
なんか、優雅に課題をスラスラといちゃうのがスマートでカッコイイと思ってた。勉強してないけど、できちゃった、テヘとか。裏ではしっかり勉強してて、ライバルには勉強してない感じで伝えて油断させて…勉強してないのに点数とれちゃった★みたいな。
それを学生時代ずっと続けていて、そのまま社会人になったから「仕事大変そうなのに、しっかり成果出してるけどすずしい顔なわたし」がカッコイイとか思っていたんだよね。
そう、私はちょっとズレたカッコマン!な頑張り屋。
とにかく周りがライバルで負けたくないのに必死感は出したらだめ!って…
振り返ると、けっこうな縛りプレイ。
そんな感じで不器用に生きてきたから「生きにくい」って言いたくなかった。なんとなく負けた気がするから。生きにくいとも思ってなかったような、でもやっぱり生きにくかったんだよなぁ。
ねえ、なんか息苦しくない?
なんでか分からないけど、いつも「こうしなきゃ」って力が入ってたり、うまくいってるはずなのに、どこか満たされなかったり…もしかしたら、それって「変な思い込み」のせいかもしれない。
ちょっと思い込みにツッコミ入れてみよ?
「誰かに負けたら価値がない」←つらすぎん?
「頑張ってるってバレたらダサい」←どのへんが?
「生きにくいって言ったら負け」←は?
こんなふうに、思い込みに気づけたら、“脱力の第一歩”が始まる。
気づけないとツッコミようがない!
これ大事なとこです!
思い込みって「空気みたいに当たり前になってる」ことが多いから。特に、自分の“星”をちゃんと満たしてあげられてないと、星が暴走して、ますます思い込みに縛られやすくなるんだ。
四柱推命の星の、思い込みがちなポイントをまとめてみたから、参考にしてみて。
そして自分自身で気づいて、突っ込みを入れてみて欲しい!
【通変星別】思い込みがちな「←は?」ポイント集
「わたしの通変星は何?」という方は、こちらから無料で出せます→愛され四柱推命セルフ鑑定 「セルフ鑑定」→生年月日を入力→(2)の部分をみて、入っている星をチェック!

■ 比肩(ひけん)
- 誰にも頼っちゃダメ
- 自分でやらないと意味がない
- 私が頑張ればいいでしょ?
↑いや、協力プレイもアリだよ?
■ 劫財(ごうざい)
- 私は自由人だからルールとか無理
- 競争しないと価値がない
- 強くあらねば!
↑強がりすぎて孤立してない?
■ 食神(しょくじん)
- 楽しんでばかりいたら怒られる
- 不真面目って思われたくない
- のんびりしてる私はダメ人間かも…
↑楽しんでる時がいちばん輝いてるよ?
■ 傷官(しょうかん)
- 1㎜のズレでも気になりすぎるぅ~~!気持ち悪い!
- ‥これ言ったら、嫌われるかな?
- 私、こんな細かいこといつも気にして…
↑その感性の鋭さが世の中には必要なの!敵にしないで!
■ 偏財(へんざい)
- 愛されるには尽くさなきゃ
- みんなと平等に仲良くしないとダメ
- 誘われたら断らないのが私!
↑自分の気持ち、どこ行った?
■ 正財(せいざい)
- お金がないと愛されない気がする…
- 節約しなきゃ!ちゃんとしなきゃ!
- 家族のために、常識的でなければ…
↑家族のためにが口癖で、自分を犠牲にしすぎてない?それ家族喜ぶ?
■ 偏官(へんかん)
- スピード命!即決即断!
- 私サバサバしてるので!クヨクヨしませんから!
- 弱みを見せたらナメられる!
↑立ち止まっても、いいんやで?
■ 正官(せいかん)
- 社会貢献しなくては
- ルールは守ります。時間も守ります。
- ……きちんとしてない私はダメ!
↑社会貢献に心をくだく前に、自分の心が砕けてない?
■ 偏印(へんいん)
- 飽きっぽい私はダメ
- 一つのことに絞れないなんて中途半端〜っ
- あれもこれも…興味がうつっ………てないし!
↑それが“ひらめきの源”なのに〜!
■ 印綬(いんじゅ)
- 伝えたいことがうまく言葉にまとまらな…次々言わないでぇ
- 調べてからじゃないと語っちゃダメかも…
- これって誰かの役に立つ…?って考えすぎて結局飲み込む。
↑役に立つかどうかは受け取る人が決める!あなたの言葉、もっと届けて!
どうでしたか?ご自身の星と、「あるある〜!」「そう思ってたかも〜!」がありましたか?もしあったら、笑って「なんでやねん私っ」ってツッコミして、肩の力抜いてみて♡
そうやって読み解いてみると…
たとえば、わたしの命式は「偏官」「比肩」のみで構成されてる。そうすると「ちゃんとデキる人」じゃなきゃ「カッコ悪い!」と思い込みがち。それが暴走した結果が、ちょっとズレたカッコマン!
思い込みの中で生きていると、息がしにくいし、世界がとっても狭くなる。
でも、星をヒントに読み解けば、「な〜んだ!」って納得できるんだ。
【偏官×比肩】カッコマン誕生しがちな星コンビをもちっと解説
偏官の「スピード!行動!俺についてこい!」という親分肌と比肩の「わたしはわたし!一人でやった方が早いんで」がタッグを組むと、カッコよくサクサク動ける無敵人間に見える。
でも、その裏ではどうなってるかというと…
★ミスしたら終わり、頼ったら負け
→偏官:即判断、即修正が得意。人に頼むの下手で自分が背負いがち
→比肩:完璧でいたい気持ちが強くて、ミス=存在否定レベルに落ち込む。根本的に「誰にも頼らないのがカッコイイ」って思ってる。
★やればできるのに、やらない奴はナメてる。でも努力してる感はNG
→偏官:行動力こそが正義かつスマートに結果出したい。
→比肩:自分が自分を律してるから、他人にもそれを求めがち。そしてがんばりがバレるの、超・超・ダサいと思ってる。
この縛りプレイ、どんどんしんどくなる。
- 誰にも弱音を吐けない(自分でさえ認められない)
- 周りに“戦友”がいない(むしろ敵に見えてる)
- 自分にダメ出ししまくって、もはや何が正解か分からない
…書いてて辛くなってきた…
ここでツッコミ入れるとしたら?
「しんどいとか甘え」←はいでた修行僧スタイル
「完璧じゃなきゃ評価されない」←どこまでいったら完ぺきかしら?!
「弱音は甘え」←それ、昭和の部活のノリや!今は令和!
「偏官✕比肩」この組み合わせね、ほんとに強いし、優しくって美しいんだよ。でも“強くあること”が正義になりすぎて「こころの本音」も見失いがち。カッコマンは、じつは一番「誰かに本音を聞いてほしかった人」だったかもね。
星の解放ポイントを知って、カッコマン成仏へ
・比肩は「ひとりでがんばること」に美学をもちがち。
でも、苦しくなったら、“妥協を許さない比肩がとんでもなく頑張ってただけだった★”と気づいたうえで、力を抜いてみよっ。
・偏官は「気前のいいカッコよさ」に美学を持ちがち。
でも、苦しくなったら、”柔軟でしなやかで優しい私、カッコイイ★”と自画自賛してみる。
ここまで紐解けたら、「な〜んだ!カッコつけたいだけだった♡頑張ってたな私♡」と頑張りを認めて、力を抜いてあげて。そのとき、ちょっとズレたカッコマンは、浄化という名の成仏してくれます。笑
息苦しいなら、深呼吸から。
どの星でも、「なんだか苦しいな、息苦しいな」に気づいてあげるのが大事。ここで取り上げた「←は?」ポイントはほんの一例だけど、あなたの息が少しでも吸いやすくなったら、嬉しいです。
私が陥っていた「ズレたカッコマン」のように、星同士が複雑に作用している場合があるので、そのときは遠慮なく鑑定に来てね。一緒にその「息苦しさ」をほどいていきましょ!
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