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リトリート5日目は、気球の朝。
深夜4:30にモーニングコール
5:30にダハベイヤを出発。まだまだ暗いです。
薄暗いうちに出発するのは、神殿でご来光を見るため。
バスでの移動中、見渡すと周りには気球がたくさん。
昨日行った、ルクソール神殿を上から見ているんだって。
(22)ルクソール神殿 / (18)ハトシェプスト女王葬祭殿
18の周辺から気球で22を見ている
ハトシェプスト女王葬祭殿
気球がたくさん登っていくのを背中で感じながら、だんだん明るくなっていく時間帯にハトシェプスト女王葬祭殿へ。葬祭殿はゲートから距離があるので、みんなでオープンカーに乗って移動しました。(↑の写真の中央)
ガタガタと揺られながら、おじちゃんの運転で葬祭殿に向かいます。途中、ハンドルを握らせてくれて、わーい!ってなったら、やっぱりチップを要求された。このくらいでは渡せないなぁ〜( ̄ー ̄)ニヤリ
チップ断っても、しっかり楽しく写真に写ってくれました。今回関わったエジプト人はほんとにこういう人が多くて、いいお国柄だなぁ…といつも関心してました。他の国だとチップを貰えないとわかった途端に態度急変されるのがあるあるだったりしたけど、今回のリトリートでは一人もいなかった。これも、エジプトが大好きになった理由の一つです。
あ、すごくサービスしていただいた方にはちゃんとチップをお渡ししてますよー!
女王葬祭殿、すごかった
古代エジプトで初の女性ファラオ(女王)である、ハトシェプストのための葬祭殿。
この葬祭殿、石を積んで造っているのではなく、山から切り出して造っているのだそう。つまり「くりぬいて」作ったんだって(゜o゜;
広々とテラスが広がり、ゆったりとした階段で繋がっている。左右対称で、直線で造られた構造がただひたすらに美しい!
葬祭殿というのは、お墓ではなく、儀式や礼拝のために造られた建物だそうです。
このお部屋、なんとハトシェプスト女王のお誕生日に、朝日がまっすぐ入るように計算して造られているんですって。
この葬祭殿を設計したのは、ハトシェプスト女王の恋人であり建築士でもある、センムゥト。センムゥトからの熱い愛を感じる…!
ちょっとだけ真面目なハナシ
ハトシェプストは、古代エジプトで初の女性のファラオ。ファラオは男性がなるものという通例があり、初の女性ファラオはそれはもう大変な思いをしていたのだとか。普段は男装して生活していたようです。
でも、めちゃくちゃ有能な人だったらしい。約23年の即位の間たくさんの建物を建築し、諸国との外交をし、エジプトを豊かにした女王です。
歴代の男性ファラオは、『国を大きくするには搾取と争いで領土を拡大する』という発想しかなく、戦いばかり。
一方ハトシェプストは、『国を大きくするにはまず教育だ』と教育の基盤を作り、更に交易によって近隣国との友好関係を築き、土壌を整えた。
エジプトにはない果実や植物を平和外交で持ってきて、国内で育てることにも尽力したそうです。たくさんのハーブや果実がエジプトで食べられるのも、ハトシェプスト女王のお陰。お花も増やしたので、エジプト香油の原料に沢山のお花が使われているのも、ハトシェプスト女王のお陰なんだとか。
ハトシェプストが有能で、かつ平和を愛する人だったからこそエジプトが豊かに発展したんですね。
私個人の話だけど、いま女性エンジニアとして男性社会で頑張って仕事してます。まだまだ女性エンジニアって少ないの。
女性と男性の違いって、性別だけなんだよね。仕事の『能力』ってさ、個人によるし、個性なの。性別って、全く仕事に関係ないんだよね。でもまだまだ男性社会だから、女性は働きにくくて、我慢したり闘ったりすることも多いんだ。
日本は本当に今が男性社会からの過渡期。性別で差別や特別扱いされることなく、それぞれの個性を認めあって行けたらなって、いつも思う。
女性エンジニアで、子どもを産んでからまた復帰して、仕事頑張ってる人、今やっと、少しだけ増えてきた。でも、まだまだ、続けにくい。
これから増えていくであろう女性エンジニアのためにも、続けにくい環境に声をあげている最中。だんだん改善されて、お互い認めて、お互いに歩み寄っている♡
古代エジプトで、女性ファラオとして頑張っていたハトシェプストと自分を(かなり)重ね合わせながら、また仕事頑張ろうって思いました。
ハトシェプストは女性ファラオであるがために、後の男性ファラオからレリーフを削られたり、彫像を粉々にされたり、歴史的記録から削除されたりした……………のだけど、紀元前のはるか昔の古代からそういうのがあったのですね。
これだけの功績を残したハトシェプスト女王の、立派な葬祭殿が現代まで残っていて、感無量です。
真面目なハナシ、おしまい。
みんなでわちゃわちゃ写真撮るのも、実はいつもドキドキしてた。女性グループでこんなに長い時間を過ごした事がなくて、学生時代はいつも浮いてるな、とかずっと一人だったりとかしてた…(てへ)
だから、みんなとずっとリトリートで一緒に過ごせて、沢山一緒に笑って、感動を共有して、わちゃわちゃして、めちゃくちゃ楽しかったし、嬉しかったよ。
都ちゃん(白い服のかた)、誰か降りてきてない??? 最高♡
そんで、このポーズは男性の象徴として扱われるから右手が上なんだよ、という説明があったにも関わらず、ずっと左手を上にしている私…。実はこのとき、話きいてなかったの…てへ
そしてやっとご来光!山の向こうから昇るんだね。おひさまの光って本当にすごくて、一気に温度が上がっていきました。首に巻いていた白いストールを、現地のおいちゃんがターバン巻きしてくれました。この巻き方、女性用なんだって。かわいい♡1ドル請求されたけど、笑顔でのど飴渡しておきました。おいちゃん笑ってた。
日がすっかり登って、景色の色、エネルギーが変わりました。
センムゥトの墓へ
ハトシェプスト女王葬祭殿のすぐそばに、センムゥトのお墓があります。(センムゥトさんは、ハトシェプスト女王の、彼♡)
ハトシェプストが女王として頑張っていた日々には常に、センムゥトが寄り添っていたそうです。
ハトシェプスト女王葬祭殿も、センムゥトの建築物。センムゥトは愛する人のために、心をこめて葬祭殿を造り、死後も愛する人のすぐそばに居れるよう、自らお墓を設計したそうです。
ここは、普段は観光用には開いておらず、トレジャーオブジアースさんが今回のリトリートのために特別にご案内して下さいました。
降りていくと、こんなお部屋になっていました。ここは神殿ではなくお墓なので天井がものすごく近いのです。壁と天井にはぎっしりと模様が彫られていた。占星術のルーツなんだって。古代エジプトの建築士は、暦に合わせて建物をつくるので、天体観測ができなくてはならなかった。センムゥトによる星の読みときメモが、ぎっしり!
この場所は蒸し暑く、そして狭くて暗かったのですが、センムゥトからの愛がダダ漏れで、私にはとても居心地が良かったです。
ハトシェプストラブ♡を感じたの。
この記事書くのに二週間近くかかってしまいました。
まだまだ、リトリートは続きます!よ
読んでくださって、ありがとうございました。
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