”官”の星が持つ「責任感」について&星の書き換えについて

最近、ずっと「責任」という言葉について考えています。責任感が強いと聞いて、どんな印象を持ちますか?

なり

私は最近、ずっと「責任を取りたくない…」と思いながら生きているという事に気が付きました。

本業は会社員で、研究&製品開発を行っているのですが、長年研究し開発を進めてきた製品が、いよいよ販売に近づいてきました。現実的にお客様のもとに届く、と思うと、きりきりきり・・・と胃が痛い。

製品が販売に近づくにつれ、決めることが増え、かかわる人数も増え、莫大な金額を動かし、会社全体を巻き込む形で進んでいます。んで、その製品開発プロジェクトのリーダーをやっています。

「絶対に、失敗しちゃいけない」
そんな思いで毎日仕事をしています。(書いていて、動悸がするのですが…😂)

ふと、「なんでこんなに失敗を恐れて、そして責任を取ろうとしているんだろう。」と思いました。

そもそも、私、なんの役職もない一般社員。「失敗したら、全責任を取る」勢いで胃を痛くしているのですが、たくさんの人が関わっているので、実際に失敗したら怒られるのは…部長あたりです。

ここまで来るために、たくさんの評価項目をクリアし、たくさんの人の力を借り、みんなで判断し、そのたびに「やっぱり、この製品はいいね!」と開発を進めてきたにも関わらず、です。

でね、ここで一息。これは・・・「官星あるあるだー!!!」と気づいたんです。

偏官・正官は………「正義と責任感」の星。

私は「偏官」が全体の60%も占めるため、超!責任感が強いです。偏と正で持つ意味は異なりますが、どちらも共通してもつのが「正義と責任感」。

人様に迷惑をかけることなど言語道断、ルールを作り、守る。悪を裁くために身を張る、人の助けになるために行動する、誰よりも重い荷物を自分で持つ。

そんな気概で生きているのが、正官・偏官の人です。そして正官・偏官の人は「責任」にすべてを背負い込む傾向にあります。

特に、偏官はナチュラルに、相手の荷物まで背負って走ろうとしがちなんです。笑

なり

誰にも迷惑をかけずに走り切る!!!

そう思って背負い込んでたんですね、私。

星の書き換えプロセス

その星のもつ特長にくっついている意味が自分にとって重い場合、自分好みに書き換えることができるのでご紹介します。

「自分の中の」言葉の定義をみることが大切です。

→私にとっての「責任」とは?
この問いかけで、ノートにバーッと書いてみました。

出てきたのは…

責任=取りたくないもの、失敗する事、攻められること、糾弾されること、孤立すること

でした。

責任に失敗がくっついている。さらには孤立まで…

潜在意識化で、「責任をとらないと孤立する」と思い込んでいるのですね。

孤立を恐れていたのか…どこでこう思いこんだかは不明ですが、この定義(設定)に気づいたら、あとは捉えなおす(=書換える)必要がありますね。

辞書によると

責任とは:自分のしたことの結果について責めを追う事。特に、失敗や損失による責めを負う事

とあります。
もともと責任と失敗は、定義がくっついているようです。辞書上の定義を確認したら、違和感がある所を自分好みに書き換えてOKです。

私は

責任とは:失敗を認め、反省し、次に活かすこと。

としました。責任と失敗はくっついたままですが、失敗したとしても、それが次に活かせることが大事。改めて、そう認識することにしたんです。

正官・偏官の星をお持ちの方は、「責任感」にいろいろな重りがくっついている可能性大です。心当たりがある方は、一度「私にとっての責任とは?」と聞いてみてあげてくださいね。その際、1分程度の短時間でノートにがーっと出すことがおすすめです。変なのが出てくるほど、チャンスですよ!

※藤本さきこさんの設定変更のプロセスと同じで、書き換えが可能ですよ~!

これらに気づいたうえで、先ほどの話に戻ります。

私は何を恐れているんだろう?と丁寧に立ち返ると、開発した製品が、万が一失敗する場合………

なり

「お客様に迷惑がかかる」「開発メンバーに迷惑がかかる」「たくさん怒られる」「会社に迷惑がかかる」

と思い込んでいることがわかりました。

会社規模の責任まで背負おうとしているんです。そりゃ、重いわ!笑

そりゃ、責任とりたくないわ!

会社中の誰も、私一人に責任を負わせるつもりなんてないのに、頭ではわかっているのに、勝手に感じてしまって「やりたくない!」になっているんですね。

ここで自分で笑えるところまで持ってこれると、星を活かす方向に転換することができます。

その後のプロセス

〈陽の部分をみる〉例)今までの開発で、私、責任感のお陰で、たくさんの事を決めてきたし、選んできたし、不安なことはそのままにせず確認して改善したし、たくさんのプロフェッショナルの力を借りて、ここまでこれた!

責任感があることで「できたこと」を最大限みて、認めてあげる

〈特長を踏まえた上で、客観視してみる〉例)今後は失敗や不安におしつぶされろうになったら「1人で抱えようとしていない?」と必ず自分に声をかけてあげる。

星の特徴だから、そう思いがちだよね、力抜いてね、と言えると陽の部分を最大限活かせます!

まとめ

官星の責任感の活かし方(なりちゃん流)

①「責任」の言葉の定義をみる
②重いものがくっついていたら、変えてあげる
③責任感によって得てきた部分(陽の部分)をみる
④抱えすぎていないか、客観視してみる

これでだいぶ軽やかに行動できるようになると思うのですがいかがでしょうか。

私はかなり気分が軽くなりました。今後も製品開発、お客様に喜んでいただけるよう、精一杯最後まで頑張りますね!

官星をお持ちの方の少しでも参考になれば嬉しいです。

読んでくださって、ありがとうございました。

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