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朝の6時にモーニングコール。
エジプトについてからのモーニングコールは毎日深夜3時頃だったので、随分遅く感じるから不思議。久々に朝まで寝て、明るくなってから朝食会場へ。
シェフの料理は絶品で、更に野菜も卵も美味しいためついつい食べ過ぎてしまいます。私はすっかりエジプトのトマトLOVEなので、トマトたっぷりオムレツをお願いしました。
シェフのパフォーマンス!↓シェフの素敵な笑顔を見て
お見事!
このオムレツ、実は悲劇が…。手前のソース、トマトケチャップだと思ってかけたのですがなんとストロベリーソースでした。。。。。甘い…。うっかり長生発動です。みんなに笑ってもらいながら(突っ込んでもらいながら)食べました。。。。
エジプトは日が昇ってからとても暑くなるので、熱中症予防にご飯とすっぱい梅干しとインスタント味噌汁を用意してくれています。愛♡
朝食会の後は、エジプト香油を使ってプロテクトタイム。エドフ神殿へは「祓(はらい)」さまを使用して。優子さんが用意してくださった香油を参加者全員で纏ってから、出発です。
移動は、馬車だ!
なんと神殿までは馬車に乗って向かいます。3人一組で馬車に乗り、私達の御者は「ムハンマド」。めちゃフレンドリーでたくさんサービスしてくれました。
朝からテンション上がります。エジプトの空気感が残っている馬車動画よかったらどうぞ↑(音あり)
なんとムハンマドが馬車の横に乗せてくれました。しかも、手綱も握らせてくれるという…!馬はもちろん自動操縦ではなく、ムハンマドが操っていたようで、私が手綱を握ると途端に遅くなり、他の馬車たちにゆうゆうと抜かれて行きました。
ムハンマド曰く、手綱を手前にぐぐっと引っ張ると加速。左右に曲がるのは、曲がりたい方の手綱だけを引っ張る、とのこと。なるほどな~~!
結局、曲がり角以外は、長生3人組で手綱を握りながら到着したのでした。
写真最高すぎます😍きりんさん本当にありがとう❤❤❤
エドフ神殿に到着~!
馬車から降りて、神殿へ。このときとにかく楽しくて、みんなでわいわい爆笑しながら神殿に向かっていました。何が楽しかったのか、なんの話をしたのかは全く覚えていないという…。馬車で運転してた姿をみんなに見られていて、それをネタにひたすら笑っていたのかも。
何箇所も神殿に行っていますが、祀っている神も違うし、神殿の規模が全く違う。このエドフ神殿は保存状態も良好で、とにかく広い!この門だけでも高さ36m、幅137mとのこと。
この神殿はナイル川から一段高い位置にあり、ナイル川の氾濫で破壊されることが無かったため保存状態がいいのだとか。ナイル川は何年かに一度大氾濫を起こすとのことだが、他の神殿の壊れっぷりを見ると…どんだけ~(小声)
エドフ神殿はホルス神(女神イシスが産んだ子)を祀っており、門の下の方にいる鳥さんのオブジェがホルス神。ハヤブサの姿をしているんだって。めちゃ可愛いの。なんか…ゆるキャラ感あるの。
このレシピがあるからこそ、エジプト香油を現代に復活させることができたそうです。このレシピ、ちゃんと読める人はごくごく僅か。香油に使用していた原料と、だいたいの配合は書いてあるみたい。でも、詳細の分量が無いんだって。
分量の記載がないのは、当時の研究者や神官が、その時の気候や暦で作ってその都度調合していたからだとか
そして現代では、このレシピを解読できたとしても、原材料が既に手に入らない植物であるとか、様々な要因で古代の完全な再現は難しいとのこと。
こういう事を知ってから改めて、今手に入るエジプト香油さん達の貴重さを再確認しました。数えきれないほどの壁画から香油のレシピを解読し、忠実に再現し現代に復活した香油さん達や、紀元よりはるか昔からの製法を代々受け継いできた技術があるからからこそ、現代にもエジプト香油があり、古代エジプトと繋がることができるのですね。
主催のトレジャーオブジアースさんが、エジプト香油について説明してくださっている文章を転載します。
エジプト香油はそもそも古代の神官やファラオたちが神々と繋がるために、神々を呼び込むために、神々の叡智を分けていただくために、「神々のエネルギーの一部」として、いわば「お守り」のように使用していたものです。
「エジプトの神々」からのお守りが本物のエジプト香油です。
だからこそ「日頃の感謝をお伝えにエジプトの神殿に参拝にいく」というエジプトリトリートはエジプト香油とのコネクトを強く、そしてより美しいものに変容させてくれます
トレジャー・オブ・ジ・アース担当者様
今回のリトリートでは常に香油を纏っていました。ずっと神々のエネルギーをお借りしてお守りを持参していたのですね。
神殿内通路。壁面の高さ、伝わるかな?下から上まで、ぜ~~~~んぶレリーフが掘ってあります!どんだけ~(大声)
この神殿での最後は、ホルス神との記念撮影。事あるごとに自撮りをするガイドのサラハさん、おちゃめで可愛いです。そしてホルス神、何度見てもきゃわいい~!
この神殿は戦いを示す神殿でもある(オシリスを殺したセト神VSオシリスの息子ホルス神、のドロドロ関係)ので、人によってはビシビシと厳しいエネルギーを感じた方も。私はたくさんの香油の気配を感じながら穏やかに過ごせました。
神殿ごとに持っているエネルギーが全然違って、更に人によって感じ方が全く違う。これがエジプト、感じる国ってこういうことかぁ。
一旦、ダハベイヤへ。
また馬車に乗ってダハベイヤに戻り、部屋に入ると部屋のクリーニングが終わっていました。本日は、ぞうさん!ぞうの頭になにか乗っています。かわいいなぁ。
ダハベイヤは毎日、どのスタッフの方もこういう「おもてなし」をしてくださいます。ダハベイヤ全体のフレンドリーで優しい雰囲気は、スタッフさんの優しさそのものという感じ。そしてちょっと笑かしてくる。
午後は、クヌム神殿へ
お昼すぎに向かったのは、クヌム神殿。ここはぜひ、沢山の写真で堪能してください。(そして、後で文章でも熱く語ります。)
※今回クヌム神殿のお写真は、優子さんの旦那さまの宇野知行さんが撮ってくださったものをお借りしました。ありがとうございます!
外観。お昼なのでアツアツです!
荘厳な佇まい。
この神殿は、男性性のエネルギーが主体だそう。ビリビリとしてひりついて、硬いエネルギー。息がちょっと苦しいような、背筋を伸ばして立っていなければ怒られるような感じがしました。
この神殿の特徴は、何と言ってもこの色。つい最近までレリーフや壁画がチリや煤に覆われていたため、約2000年前に着色されたこの色が色褪せず残っているのだそう。
この色は、神殿が作られた当時に着色されたもの。ターコイズなどの宝石を潰して顔料や染料にしている。ヒエログリフに、生き生きとした色がついている…。
天井には、びっしりとレリーフが。色も美しい。
宇宙についてや、暦、月の満ち欠け、神話などが記載されているそうです。
ほんとのほんとにキレイ。
ビリビリとしたエネルギーとエジプトの暑さを感じながら、ひたすら天井を見つめていたのでした。
柱の美しさたるや…。
他の神殿のヒエログリフも、建設当時はこのように着色されていたのでしょうか。
クヌム神殿で祀っているのは「クヌム神」羊の頭をもつ、人間創造の神です。クヌム神は昔、ろくろを回して土から人間を作っていたのですが、次第に面倒くさくなって人間の女の人のお腹に人間のもとを入れて産ませることにしたという神様。
エジプト神話の中では宇宙神あたり、かなり上の方の神様、という説明がありました。
知識を増やすのも面白いですが、この美しさにひたすら目を奪われる時間も堪能できました。ひたすら上を見ていたので思い出しましたが、人間の頭って重いんですね。
リトリート、まだまだ続きます
読んでくださってありがとうございました。
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